日々の活動 D a i l y W o r k s
バリアフリー映画特別試写会 平成24年12月18日(火)
東日本大震災被災地の障がい者らを応援しようと、字幕や音声ガイドの付いた「バリアフリー映画」の特別試写会が開催されました。
住友商事、住友商事東北の両社が社会貢献活動の一環として主催し、東京都と宮城県が後援したもので、都議会公明党と党宮城県本部も開催を後押ししてきました。村井宮城県知事が舞台あいさつを行い、視聴覚障がい者や仮設住宅に暮らす被災者、一般参加者などは約300人。今回の上映作品は「大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]」。
上映中は、登場人物のせりふや「にぎわう声」などの効果音に字幕が付けられたほか、視覚障がい者向けに、登場人物のしぐさや「五重塔や民家に雪が積もっている」などの情景をナレーションで説明する音声ガイドも実施。観賞者は、FM電波で放送される音声ガイドを携帯ラジオで受信し、イヤホンで聞き取り。被災地でのバリアフリー映画上映については、都議会公明党が今年9月の定例会で取り上げ、民間企業が実施している取り組みを支援するよう主張。さらに、党宮城県本部とも連携し、試写会の周知などに努めてきました。
ピンクリボン スマイルウォーク2012 平成24年10月27日(土)
例年に続き今年も参加しました。乳がん撲滅に向けて活発な活動が展開されました。
詳しくはこちらをご参照下さい。
●特別プログラム「女性たちが語る3.11〜これまでと今と」 5人のパネリストがそれぞれの、現在の状況・体験したこと・今後の課題等を報告。東日本大震災から1年8か月。改めて3.11からを振り返る。
●分科会
≪復興・防災に女性の声を ~出す、ひろう、生かす≫
全国各地で、防災や減災に向けた地域づくりや新しい取り組みが模索されています。初日の特別プログラムで発信された現状と課題を踏まえ、東日本大震災後の調査報告や研究者の分析などから、復興・防災のプロセスに女性の役割を研修。
宗方恵美子さん・・・男女共同参画の視点からみる防災・災害復興対策に関する提言(2012)から、意思決定の場における女性の参画の推進について語りました
●全体会
ノルウェー王国国会議員
アネッテ・トレッテバルグステューエン 31歳
復興を担う日本の女性たちに向けて語る、自らの体験と議員としての信念を語った。
ノルウェーは男女平等先進国、幅広い分野で男女平等が達成されている。
アネッテさんは、13歳で労働党入党・18歳で市議会議員。24歳で国会議員。
女性の活躍で経済も地域も変化する力強い発言
平成25年度 予算要望書市長へ提出 平成24年10月17日(水)
公明党仙台市議団として平成25年度の予算要望を行いました。
項目は375項目。復興への槌音が聞こえるようになりまいたが、沿岸部の風景や宅地被災地域では未だ目途が立たずそのままの姿が残されていることを見たとき、如何にこの震災が甚大なものだったのか語り続けています。
仮設住宅での生活は2度目の冬を迎えます。深く心を忍ばせると今なお深い傷と無念さに苦しむ姿が感じられ、更に支援の手を差し伸べ共に前へ進むための施策の必要性痛感しています。
公明党仙台市議団は改めて“生活者を守り抜く”という強い信念のもと、被災者はじめ市民の方々の安定した生活の向上を求め市政発展への更なる事業展開求め要望しました。
・「被災者生活再建支援法」について、現行の制度で当てはまらない重篤な被災者支援の方の整備を国に求める。
・復興5年計画執行の3年目に臨むことから要となる年に相応しい計画の果敢な執行を強く求める。
・宅地の復旧では国の制度(50CMの傾き等)の対象とならない被災宅地へ被災割合に応じた補助制度を求める
・被災者へのメンタルヘルスの充実
・二重債務問題対策
・原発事故・放射線対策
・若者の雇用対策
・新時代を担う子育て支援
仙台市津波情報伝達システムの誤作動事故について消防局指令室を視察 平成24年9月3日(月)
このシステムは、防災行政用無線を活用し、津波予報や避難情報などを沿岸部に設置した屋外拡声装置からサイレンや音声により一斉に伝達するものです。防災行政用無線の親局設備は、24時間体制をとる消防局に設置し、迅速な情報伝達が可能となっていますが、8月31日夜の宮城沿岸部に津波注意報が発令された際に放送がおこなわれなかった事故について重大な問題ととらえ原因を追究し調査を実施しました。
24時間電源がONになっているはずの音声チューナーが何らかの原因でOFFになっており音声が流れなかったことが判明。今後電源装置にカバーを設置する予定。
「重症児者の防災対策」研修会に参加 平成24年6月10日(日)
講師は宮城県拓桃医療療育センター/地域・家族支援部/小児科医療部長 田中総一郎医師。東日本大震災の被害者数が一般では1%でしたが、障がい児者は2%と津波から逃げ遅れたケースが多かったと報告がありました。
ー命が助かってもー 障がいの重い人たちへの支援は、その後の生活の命綱である人口呼吸器、在宅酸素、呼吸器の電源の確保や医薬品の確保、安否確認とニーズの聞き取り、救援物資の手配や分配など、田中医師が子どもたちと家族と共に毅然として乗り越えてこられ、つぶさに記録されたからこその教訓と深く受け止めました。
田中医師が共著として出版された ≪重症児者の防災ハンドブック≫ を紹介しての災害の備えについての講演内容は、災害時の医療機器と電源の確保、家庭での備えや石川県内同一形式のHELPカード(災害時のサポートカード)の活用、ボランティアスタッフのコーディネーションそして普段から大切にしておきたいつながりと備え。
講演の最後はー悲しみを越えて小さな希望の種をまきましょうーとの医師の励ましが胸に迫りました。
医療と行政そして家族と地域が連携しての支援を強力に推し進めていくことが求められ、協力しやすい体制、活動しやすい環境をつくることへの共通認識を深めていく必要性を痛感。